歓喜のマスカレード! 402人の歓声とサイリウムの花火に祝福された仮面女子候補生WEST【ライブレポート】

ライブを目前に彼女たちはややこわばった表情をしていた。今回のライブにある目標をかかげて挑んでいる2回連続で悔しさを体いっぱいに浴びた4人の少女。咲月・りりか・りり・青、仮面女子候補生WESTだ。

2016年8月5日

Report&Photo

苦楽園 京


この記事の目次
  1. ・動員目標400人の壁
  2. ・昇格メンバーはこの中にいる…スライムガールズWEST
  3. ・仮面女子候補生WESTは心配を隠し笑顔をファンに
  4. ・そして運命の時
  5. ・運命が変わるもう一つ…「組閣」
  6. ・歓喜のマスカレード



動員目標400人の壁

ライブを目前に彼女たちはややこわばった表情をしていた。前回そして前々回のライブで動員目標をクリアできず敗北を喫したからかリハーサルにも緊張感が漂う。2回連続で悔しさを体いっぱいに浴びた4人の少女。咲月・りりか・りり・碧、仮面女子候補生WESTだ。

約40日ぶりのワンマンライブが2016年7月31日大阪・梅田amHALLで行われた。今回も動員目標400人を掲げている。前回からのあまり日がない、よりによって月末。と、ネガティブな日取りだが、彼女たちはもうそれをやり遂げるしか道はなかった。
動員目標をクリアすることで彼女たちはオリジナル楽曲が提供される。それは真夏の夜の夢のように朧気なのか…

「違う!」amHALLに入ってくるファンの列は途切れない。そして前回と大きく違うのはファンの年齢や性別の幅がとても広い。これは…! 目標クリアを予感させる中、ライブが始まった。

昇格メンバーはこの中にいる…スライムガールズWEST



ステージはオープニングアクトのスライムガールズWESTから。最初の曲は「Days」。今日ここに来てくれたファンに感謝の気持ちを届ける『巡り合えた奇跡』の歌詞が気持ちを熱くさせる。
続いて「ラブラボ」を熱唱。楽曲の最後ではメンバーの名前がコールされファンも声援を送る。「今日は、私たちにとっても大切な日」と成長していくことをファンに約束してステージを終えた。
そう今日のライブは、スライムガールズWESTから仮面女子候補生WESTへの昇格が発表されることになっている。

仮面女子候補生WESTは心配を隠し笑顔をファンに



続いてバトンを受け取った仮面女子候補生WESTの最初の曲は「アドベンチャー」。このライブにかける意気込みを感じる選曲だ。スタートダッシュをかけ、みんなついてこいよ!とファンを巻き込んでいく。
そして「カワユシ♥アラワル」。歌詞の『みんなの涙を無駄にしないから』に気持ちを乗せる。こちらもファンの悔しさも一緒に連れて、今ステージに立っている。
ステージの上からは徐々に増えていく客席が見えており、ファンから何よりの勇気を貰いながら汗をほとばしらせ全力で歌い、ダンスをするパフォーマンスを魅せる。ステージの上の私たちにできることを一所懸命にしている。

続いて「クエスト」「なごり雪」と続く。
「なごり雪」のアレンジは見事としかいいようがない。この曲はもっといろいろな人に聴いてみて欲しい曲。ラップありオリジナルの歌詞ありで、ファンには感情移入がとても出来る一曲だ。

企画コーナーを挟み「destiny」。今回のライブ、青のサイリウムがとても目立つ。いやあきらかに多い。前回のワンマンライブで人目もはばからず悔し涙を流していた上下碧。今日の彼女のパフォーマンスはどの曲でも目がいってしまう。軽快なフィールディングのダンスで高身長を活かしたダイナミックさはいつもの魅力だが、それにを増してなにか「やりきった!」という境地を感じた。

そして運命の時

「ハピバデ」を終えると、突然ステージにスタッフあがり、メンバーも驚く中、「ただいま本日の来場者数の集計がでました…」と総動員の発表が始まる。
長いドラムロール、緊張で顔がこわばるメンバー、そしてドラムロールが止まった後に「402人!」と数字が発表された。
キャーという叫び声とやったぁ!、うぉぉおという歓声が連呼される。

ファンも知っている苦しみや重圧から解き放たれた瞬間だった。



「2nd、3rdワンマンで達成できなかった目標、今回は達成できて嬉しい」(美音咲月)
「今回達成できなかったらどうしようと不安だった。応援してくれる人がこんなに沢山いてうれしい」(上下碧)
「402人ということは、今日来てくれている人が一人でも欠けたら達成できなかった。一人一人に感謝したい」(星宮りり)
「ステージに立ったときから、後ろに人がいて…。前の時は後ろが空いていたけど、今回は詰まっていった…。ここに来てくれる人のおかげです。」(渚りりか)

運命が変わるもう一つ…「組閣」

そして、今回はもう一つ大切なことが控えていた。スライムガールズWESTから仮面女子候補生WESTへの昇格者の発表。仮面女子東西総リーダーの桜のどかからの動画メッセージが上映される。

「まずは一人目!」ここで既に歓声。「一人じゃねぇんだ!」、仮面女子候補生WESTの偉業の興奮から醒めやらないamHALLは、固唾をのんで次の言葉を待つ。
「小糸なぎさ!」
両手でガッツポーズをするファンがあちこちにいる。そして、二人目が発表される。
「月山こまり!」



一期生から共に努力をしてきたメンバーが昇格した。一緒に歩いてきたファンも、今日この場所で初めて仮面女子候補生WESTをみた人も、この胸の熱さと歓喜の瞬間の目撃者だ。

「東京のアリスプロジェクトとして活動してて、東京のスラガの昇格を辞退してWESTにきて…。正直悔しいってもんじゃなかったけど、でも早く一緒にステージに立とう、早く仮面被ろうと言ってくれる人がいた。ほんとに名前を呼ばれて幸せです。みんながいて、本当によかったです。みんなが居たから、ここまで出来た。本当にありがとう。」(小糸なぎさ)

「この一ヶ月がとても不安で、そんなときにも、みんなが傍にいて頑張ろうといってくれて。相方といってくれた嬉しさ…。こまなぎとして候補生にあがれるのが幸せです。こうやってみんなの前で発表してもらったのも幸せです。新しい候補生として力を出せるようにがんばります。ありがとうございます。」(月山こまり)

歓喜のマスカレード



ここで壁を乗り越えたことを仮面女子候補生WESTは忘れないだろう。そしてメンバーから昇格させることができたスライムガールズWESTにとっても胸に刻まれたライブになった。
そして、ありったけの感謝を込めて仮面女子候補生WESTは「元気種」を歌い。本編は一旦終了した。

ファンにとっても努力が報われた瞬間。メンバーを支えてきた俺たちも嬉しい。そんな気持ちを込め、今度は悦びの中のアンコールができる。暗闇の中、サイリウムとメンバーの名前が何度も繰り返される空間。そのコールには「こまり!」「なぎさ!」と二人の名前もしっかりと叫ばれていた。



アンコールは「全開ヒーロー」から、成し遂げた喜びを体全体で発散して歌い踊る。そして「夏だね」でフィナーレを迎える。今回は嬉し涙のアンコールができた。メンバーもファンも、そして運営も、歓喜のマスカレードとなったライブだった。

そして6人の仮面女子候補生WESTはこの夏に見ることが出来る!


Text:苦楽園 京
Photo:高槻うた


【セットリスト】
オープニングアクト:スライムガールズWEST
M1 Days
M2 ラプラポ

仮面女子候補生WEST
M1 アドベンチャー
M2 カワユシアラワル
M3 クエスト
M4 なごり雪
M5 destiny
M6 ハピバデ
M7 元気種

EC1 全開ヒーロー
EC2 夏だね
仮面女子候補生WESTライブ日程

8/18 美音咲月生誕祭 ★新生 仮面女子候補生WESTお披露目
8/20 ミナミアイドルフェスティバル
9/4 5thワンマン ESAKA MUSE

※詳しくは主催者またはオフィシャルページ・Twitterをご確認ください。


●ライブデータ
仮面女子候補生WEST☆4thワンマン
【日付】7/31(日)
【場所】梅田 amHALL(アムホール)
大阪市北区曽根崎2-14-17 CI ビル3階 amHALL ( http://amhall.jp/access/index.html )
【開場 / 開演】18:30 / 19:00 (予定)

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